
現在の業務は、新聞やテレビ、雑誌社に対する企業広報活動(海外店舗の出店や真珠研究関連の情報配信、問い合わせ対応など)、新商品の記者発表、雑誌やテレビでの撮影用商品の提案・貸出などに加えて、大学などと共同で行う小学生を対象とした体験観察会や、クリスマスツリー点灯式などの広報企画・式典を担当しています。一般のお客様が相手というよりは、新聞記者や雑誌編集者、スタイリストさんなどいわゆる媒体(メディア)の記者・編集者が対象になります。

基本的には担当者毎に仕事が割り振られるので、一人ひとりがそれぞれの仕事をしています。ただ、新作の発表会や展示会でのメディアアテンドなど、全員が同じ業務を行うことも多いので、日頃からコミュニケーションもよく、業務によってフォローしあうとても協力的な雰囲気の中で仕事をしています。
時期によって仕事が多いときもあるので、集中する時には集中して、リラックスする時にはリラックスするというメリハリのある職場だと思います。また、それぞれの性格が仕事にもよく表れるので、仕事ぶりからその人の性格が解ることもあります。

広報宣伝課の仕事に広告出稿があります。この中には編集タイアップと呼ばれるものがあり、雑誌編集部との企画打合せ・商品提案・撮影立会い・記事確認など多くの部分で担当者が参加します。私の担当した編集タイアップのなかで、自分が提案した高額のネックレスがその雑誌をご覧になったお客様にご購入いただいたことがありました。営業とは異なり、直接お客様へ販売は行わない部署ですが、お客様との接点をつくる重要な仕事であることを実感しました。

営業でお客様にジュエリーを販売したり、ご提案したりすることとは少し違いますが、「メディア関係」のお客様に対してミキモトのジュエリーを提案したり、真珠関連の研究など専門的なことをわかりやすく説明したりするところは、営業も広報も同じです。「難しい内容だが、とてもわかりやすい説明だった」とか「ご提案いただいた商品を、ぜひ撮影に使いたい」とメディアの方におっしゃっていただいたときには、営業で培った経験が活かせたと思いますし、それが広報の仕事でのやりがいの一つだと思います。

営業や広報の経験の中で実感するのは、ミキモトが世界的なジュエリーブランドであることは、100年以上の歴史と共に、その名に恥じない商品があり、社員がいる会社だということです。
この良い組織の中で良い経験を積むことができ、今までにない多角的な考え方が身についたと考えています。また、何よりもミキモトに相応しい雰囲気や品格を少しだけ得られたことが、個人的には大きく進歩した部分です。もちろん今後もミキモトの社員として相応しい成長が課せられていると自覚しています。

世界が認めるような日本の良い物を扱っている企業に興味を持ったことがきっかけで、ミキモトに入社しました。入社して営業・広報で仕事をするなかで、ミキモトのイメージが、実際にどの様な場所で、どの様にして、どんな社員が関って商品や営業、さらにはブランドイメージが成り立っているのかを具体的に知ることができました。改めてブランドビジネスの難しさと奥の深さの様なものを実感し、その中に面白さがあると思うようになりました。
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