外販担当として日々営業活動を行なっております。伊勢丹に限らず百貨店のお店に所属しているからには、取引先である百貨店との協力関係がとても大切です。外販活動においても同じで、基本的に外販担当者は取引先である伊勢丹の外商部の社員の方からお客様をご紹介いただき、一緒に協力しながら営業活動を行っています。常に外販中は伊勢丹の外商の方とご一緒ですので、お互いの信頼関係がなくては営業活動は難しいものとなってしまいます。外商の方は経験が豊富でベテランの方々がほとんどです。外販担当者はそういう方々に日々商品のプレゼンをし、お客様への商品提案を常にし続けながら商売へと繋げていきます。

現在、伊勢丹新宿店は17名程おりますが、若手社員が多くとても活気のある職場です。それぞれが高い目標を持って業務に取り組んでおり、お互いを高めあいながら日々仕事を行なっています。また年齢に関係なく誰もが意見を交わせる職場でチームワークはとても良好です。休みの日には皆で楽しめるイベントを企画したり、個性豊かな方々ばかりですので、仕事以外のことでもたくさんの刺激を受けています。

遠方よりいらしたお客様となにげない会話から温泉の話になりました。当時私は一人で渓流釣りをし温泉に浸かりそしてワインを飲んで寝るということが何より好きでした。そのお客様は私のよく行く渓流ポイントの近くにお住まいで、地元の方にしかあまり知られていない温泉場所を私が知っていたことにとても驚かれ、会話が弾みました。後日そのお客様からお住まいの地域のたくさんの情報が入った資料が届きとても感動しました。ご紹介いただいたレストランに行かせていただいたり、ワイナリーを見学させていただいたり等‥今でも大変お世話になっております。こういう出会いが私にとって大切なエピソードとなっています。

お客様はそれぞれにいろいろな思いがあって商品を手にされます。時には結婚や卒業、形見分けやご自身へのご褒美等‥さまざまな背景がそこにはあり、その瞬間を共有できた時にはとてもうれしく、やりがいを強く感じます。ですが お客様の思いを感じ共有することは簡単にできることではありません。お客様に本当にご満足いただける接客ができたのか、自分自身そう思えることは滅多になく反省する日々が続いております。
また毎日いろいろなお客様と出会えること、会話から話が広がりあらゆる考え方や知識や情報を得られ刺激を受けられること。こういう経験ができるのはこの仕事の醍醐味ではないでしょうか。

考え方の幅が広がったこと。これが私が成長できた最も大きなことだと思います。営業として日々あらゆるお客様や取引先の方々等、多種多様な考え方を持った人と出会います。ポリシーを持つことは非常に大切ですが、自分の考えに固執したり、我を通すことは往々にして間違いであることがあります。特に入社間もない頃は自分で良かれと思ってしたことが迷惑であったり、相手のことを理解しようとしなかったりと非常に未熟であったと思い返せます。相手の立場になって考え、理解しようとすること。当たり前のことですがこのことを上司や先輩から学びました。

1つのことに対してプロフェッショナルに仕事をしている会社に入りたいと思っていたことが入社のきっかけでした。このことに関しては現在も変化はありません。当社のサービス、商品のクオリティに関しては絶対的な自信を持って日々営業活動を行なっておりますが、更なる進化が必要な時期であると実感しております。真珠のオリジネーターとして約120年続く会社に勤めることにますます誇りを持ってこれからも仕事をしていきたいと思います。

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