
仕入れたダイヤモンドの裸石を、GIA(米国宝石学会)の基準に沿った、ミキモトオリジナルの非常に厳しい品質評価方法で検品をすることです。また、お客様のお品を修理する前に必ず石の状態を調べ、修理に耐えられるか等の確認を行い、記録するという客品修理の検品も行っています。修理終了後は、石の状態の点検と、修理が適切にできているかを確認します。

最初に銀座本店3階のネックレス売り場に配属されましたが、まず驚いたのは、どんなに多忙であっても先輩社員が私のような若い社員を一生懸命サポートして指導するということでした。そして、お客様に満足していただくために自分の担当でないお客様に対しても皆が助け合うという、本当に温かい雰囲気でした。それは貴石調達課に異動してからも変わりません。この雰囲気は他の会社にはあまりないのではないかと思いますし、私のミキモト自慢でもあります。

入社して4年目の銀座本店配属時代のことです。ある日、ブライダルの売場に男性のお客様をご案内する機会がありました。最初は緊張した面持ちで店内に入ってこられましたが、次第に打ち解けたご様子となり、最後にエンゲージメントリングを購入していただきました。帰り際に「たくさんのブランドを下見し、一番気に入ったお店で指輪を買おうと思っていました。おかげでプロポーズもうまくいく自信が持てました」と、うれしそうに笑顔でお帰りになりました。私はただ販売をしているだけでなく、人生の大切な瞬間をお手伝いしているのだなと強く感じました。部署が移った今もその気持ちは変わりません。

本店で営業をしていた頃は、自分がご案内をしたお客様がその時は買わずに帰られても、また戻って来られてお買い求めいただいたり、以前購入して下さった方が自分に会いにわざわざご来店いただいたときに、特にやりがいを感じました。いまはアメリカ宝石学会(GIA)で取得したGG(宝石鑑定士)及びGJ(宝石細工士)の資格を生かした部署で働くことができることに、また自分のできる範囲で営業のサポートができることにやりがいを感じています。

他人を思いやる気持ちを持てるようになったことです。以前は自分がという気持ちが強くありましたが、今は、相手が何を考え、どう感じているか等をまず考えられるようになりました。このことが、先輩方やお客様から学ばせていただき、一番成長できたことだと思います。

入社したきっかけは、祖母がミキモトを大好きであったこと。またアメリカ宝石学会(GIA)留学中、日本をよく知らない人がミキモトだけは知っているなど、その知名度の高さに驚き、そんな日本最高のジュエリーブランドで働きたいと思ったことがきっかけでした。GG(宝石鑑定士)の資格を取っていたこともあり、営業よりも資格を生かせる部署に配属されたらなと、当初は思っていました。しかし、今ではまず営業を経験してから貴石調達課に配属されて本当に良かったと思っています。営業の現場を経験していること、お客様のうれしそうなお顔を想像できることが、私の今の大きなモチベーションにつながっていると強く感じます。
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